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小児歯科医によるミニレクチャー (2013-02-02)
毎月1回水曜日のふれあいタイム(11:30?)で、NPO法人子育てネットゆめもくばの理事でもあるいけがみ小児歯科の池上明雄先生が、歯に関するミニレクチャーと個別相談をしてくださっています。
先生が持ってきてくだった資料から今回は「おしゃぶり」について、を掲載します。
「おしゃぶり」について
鼻呼吸のトレーニングにいいと言われていた時期もあるが、科学的には証明されていない
(元々赤ちゃんはお乳を飲みながら鼻で息ができるように鼻呼吸
口呼吸ができるようになるのは後になってから)
指よりもくわえている時間が長いので歯並びへの影響も深刻
奥歯が生えてきてからも使用すると上顎前突、開咬および乳臼歯交叉咬合を招く
大手ベビー用品会社が「顎が変形するなど深刻な障害が残った」と約1000万の損害賠償で訴えられたことも
一方で、保護者の方が精神的に救われるという面も
そこで
おしゃぶりはできるだけ使用しない方がよいが、もし使用するなら歯並びの異常を防ぐため以下の点に
留意を
・発語や言葉を覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して常時使用しないようにする
・歯並びへの影響を考慮し遅<ともまで2歳半までには使用を中止
(第一小臼歯の生え揃うまで、おおむね2歳までに止められれば歯並びの異常は自然に治ることが多い)
・指しゃぶり同様、おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとのふれあいを大切にして、子どもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける
*子育ての手抜きや便利性だけでおしゃぶりを使用しない
・4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談を
※受付カウンターに池上先生のミニレクチャーのレジュメのファイルを置いています。ご自由に見てくださいね。
先生が持ってきてくだった資料から今回は「おしゃぶり」について、を掲載します。
「おしゃぶり」について
鼻呼吸のトレーニングにいいと言われていた時期もあるが、科学的には証明されていない
(元々赤ちゃんはお乳を飲みながら鼻で息ができるように鼻呼吸
口呼吸ができるようになるのは後になってから)
指よりもくわえている時間が長いので歯並びへの影響も深刻
奥歯が生えてきてからも使用すると上顎前突、開咬および乳臼歯交叉咬合を招く
大手ベビー用品会社が「顎が変形するなど深刻な障害が残った」と約1000万の損害賠償で訴えられたことも
一方で、保護者の方が精神的に救われるという面も
そこで
おしゃぶりはできるだけ使用しない方がよいが、もし使用するなら歯並びの異常を防ぐため以下の点に
留意を
・発語や言葉を覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して常時使用しないようにする
・歯並びへの影響を考慮し遅<ともまで2歳半までには使用を中止
(第一小臼歯の生え揃うまで、おおむね2歳までに止められれば歯並びの異常は自然に治ることが多い)
・指しゃぶり同様、おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとのふれあいを大切にして、子どもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける
*子育ての手抜きや便利性だけでおしゃぶりを使用しない
・4歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談を
※受付カウンターに池上先生のミニレクチャーのレジュメのファイルを置いています。ご自由に見てくださいね。